北海道新幹線開通により、函館をはじめ道南がより身近になり、観光客の増加が期待される中、江差町、上ノ国町、松前町の観光協会による北海道歴史倶楽部がそれぞれの町に縁のある人物が印刷された包装紙を作成し、歴史を通じて町の魅力を発信をしようとしています。
   2月の仙台市で開催された新幹線PRイベントに参加した際に特産品販売では、包装紙を使用したところ大好評だったとのことです。
   注目の第1弾には、新撰組副長の土方歳三が登場します。土方は、戊辰戦争では鳥羽伏見、甲州勝沼、会津を経て、仙台で榎本武揚と合流し、蝦夷地へと向かいます。箱館上陸後は、蝦夷共和国陸軍奉行並に就任し、指揮官として軍才を発揮します。


 包装資材はビニール製で29センチ×23センチ。袋状で中に品物を入れることができ、表面には幕末の人物を紹介した漫画を印刷する。第1弾として箱館戦争で戦死した新撰組副長の土方歳三を取り上げ、土方が松前城を陥落させた後、上ノ国から江差に向かったという史実を基に3種類を製作した。 
  このうち「松前 攻略編」は、土方率いる旧幕府軍が松前城を攻め、江差方面に逃げる松前藩兵を追う場面を描いた。「上ノ国 追撃編」は、上ノ国町で松前藩兵の激しい抵抗に遭いながらも、土方らが勝利したストーリーを伝える。
  さらに「江差 嘆きの松編」では、最強と言われた軍艦「開陽丸」が江差沖で沈没する様子を見た土方が、江差の名所「土方歳三・嘆きの松」として残っている松の木をたたき、悔しがるシーンを描いた。作画はいずれも札幌市内のデザイン会社に依頼した。

記事引用 :  どうしんweb

   包装紙は今後も物産展などで使用されていくとのことです。全部で9000枚作成され、1500枚はすでに配られたとのことで旅行代理店からも好評だったそうです。
   今後は土方に続き、第2弾を構想中ということですが、次の人物の三町にゆかりの人物になる予定だそうです。予想として有力なのは
榎本武揚
大鳥圭介
黒田清隆
伊庭八郎

あたりですかねー



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